Kさんの魂のルーツはジャンヌ・ダルク!

連載:イスラエルに古くから伝わる白魔術『秘術・前世探査開運法』其の2

この連載は、ついこの前まで、あるサイトに於いて、会員の中から毎日一人づつ選んで前世探査をして書き込んでいたものを、加筆訂正してここに紹介するものです。
顔写真と生年月日、それに名前のデーターを元に、過去に遡り歴史上の人物からその人の魂のルーツを探す秘術です。占いとは全く違いますので、今流行っている歴史上の人物占いと混同しないようにお願いします。

◆Mさんはジャンヌ・ダルクが魂のルーツだった!◆

いつものように香を焚き、心が落ち着いたところでMさんの三つの情報を脳に強くインプットし瞑想。ほどなく体外離脱。時空を遡ってMさんに成り代わって「新自分発見の旅」にタイムワープ!

判明した結果は、神の声を聞き故国を外敵から救ったオルレアンの少女でした。百年戦争末期に母国フランスを救った“オルレアンの少女”ことジャンヌ・ダルクは、ドイツとフランス国境に近いドムレミ村の貧しい農家の娘として生まれました。
両親を手伝って農耕・牧牛・針仕事などをしながら熱心に教会で祈る少女でしたが、13歳の時から大天使の聖ミカエルや聖マルガレタらの声を聞き始めるようになったのでした。4年後、その声は「オルレアンに至り、国を救え!」と彼女にハッキリと命じたのです。
当時のフランスでは、イギリスと手を結んだブルゴーニュ派とシャルル七世を擁するアルマニャック派の2つに国が割れていました。
ジャンヌは故郷を去り、シャルル七世に謁見し、6000人の軍隊を授かり激しい攻防戦を繰り返していたオルレアンに駆けつけ、ブルゴーニュ派&イギリス連合軍を撃破し、解放に成功しました。さらにシャルル七世の正式な即位式を行い、失地回復を果たしたのです。時にジャンヌ17歳。
彼女はさらにパリ奪還を試みますが失敗。翌年の戦いに敗れて敵の捕虜となり、一方的な宗教裁判により異端者として火あぶりの刑に処せられたのです。
25年後に名誉回復の裁判が行われ汚名は雪がれたものの、彼女の人気が急上昇するのは19世紀になってからのことで、聖女に列せられたのは1920年のことだったのです。

このジャンヌ・ダルクを魂のルーツとする人物は、男女に関わりなくパイオニア・スピリッツに満ちています。

Mさんはジャンヌ・ダルクを魂のルーツとする分魂であるのです。この分魂について少し解説しておきます。分かりやすく例えを挙げますと、西遊記の孫悟空の話を思い出してください。
孫悟空が数々の敵と戦う一つに、孫空が髪の毛を何本か抜いて放つと、悟空の分身に次々早や代わりして相手をやっつける場面がありますが、あの分身と同じようなものと考えていただければよいのです。
ですから此の世には、貴女と同じジャンヌ・ダルクの分魂(分身)を受け継いでいる人たちは沢山います。
政財界から企業家、医者、弁護士、学者、大学教授、作家、芸能、スポーツなど、あらゆる分野にいますが、これらの人たちとは身分や貧富の違いはあっても、魂のルーツで結ばれているのです。
ですから、この人物には何となく惹かれるとか親近感を抱く、好意を感じると思える場合は、もしかしたら貴女と同じ魂の分魂である可能性が高いのです。

ところで、Mさんの魂のルーツと遍歴の過程で登場する歴史上の人物は10人余り判明しましたが、その中でもエリック・サティ(反骨精神溢れるフランスの作曲家で、独立した個性の重要性を身をもって主張したフランス現代音楽の先駆者)と、ミハイル・I・バークニン(『神と国家』を著したロシアの思想家で革命的無政府主義の創始者)の二人は、魂のルーツは二人とも違うのに何度も遍歴の過程で登場しています。
つまり、この二人とM貴女とは非常に結びつきが強いということになります。
10数人もの人物が判明しましたが、一人ひとり挙げる訳にもいきませんし、時間もありませんので、一応、3人だけお教えしましたが、この3人は他の人物以上に貴女にとって重要な人物ですので、これを機会に彼らのことを書籍を通して深く知る必要があります。
まず、ジャンヌ・ダルクのことについて書かれた本やビデオなどを繰り返しご覧になってください。他の人が読んだり観たりするのと違って、共感・共鳴の度合いが違います。繰り返し読む度に、恰もご自分がジャンヌに同化した如く当時の記憶が甦ってきて涙を流すことでしょう。
一通り、ジャンヌの人物像の細かな所まで覚えることが出来たなら、次はジャンヌの本やビデオの絵を拡大コピーして部屋に貼ります。
辛い時、苦しい時、仕事に行き詰まった時、悩みが深い時などに、ジャンヌの絵を見ながら静かに心の中で語りかけてください。不思議なことに啓示や解決の糸口になるヒント、閃きが得られます。そして貴女を護ってくれますよ。
人間の心は弱いもので、自分の身の上に何かあったら宗教や占いに頼ったりしがちですがハッキリ言って解決にはなりません。だからと言って宗教や占いが全て悪いと言っているのではありませんよ。今の時代には人の生き方の支えになる本物の宗教はごく僅かしか残っていなく、大半が堕落して本来の宗教から逸脱してしまっているということです。
信仰心をもつことは大事なことですが、大方の宗教教団は内部抗争や他宗を攻撃したり、金集め、信者集めに血眼になっていますし、次々と威容を誇る建物を造ることにしか頭にないのが実情です。
また、占いにしても似たようなもので、名前の画数が良くないので改名した方が良いとか、表札が悪いとか、印鑑が良くないなどと言って改名や開運表札とか開運印鑑とかを高価に売りつけています。また一方では家相が悪いとか墓相が良くないと、それぞれの占い師によってうまく丸め込まれ金を巻き上げられるのがオチです。うまい汁を吸うのは占い師の方で、いくら開運グッズを買ったところで開運にはつながりません。
いつも私が不思議に思うのは、交通事故のことです。交通事故を引き起こした方も被害者になった方も神社のお札やお守りなどを二つも三つもぶら下げていますよね。本当に神社のお札や交通安全のお守りが効果あるものなら、事故は起こらない筈です。
もう大分前にテレビで、お守りやお札、お御籤などを作っている会社を放映しておりましたが、各神社が専門業者に発注するのですね。もう、雛形は幾つかあり、それを印刷して流れ作業で作っているのですが、当然、九州と四国、北海道など遠く離れた神社であっても中身は一緒で、これではご利益など全く関係ないなと思いました。また、これを求める側も複数の神社のお守りをぶら下げておけば、それだけ効果があると思って安心するのかも知れませんが。
本当のお守りやお札は、宮司が一枚一枚筆で書いてきちんと交通安全を祈願しないといけません。車を運転する人の無事を願って作ったものでないとお札やお守りの意味はないのです。但しこの場合は、違う神社のものを一緒にぶら下げるのも良くありません。神さん同士が喧嘩するからです。
仏様の場合は別ですが、神さんの場合はいろいろな神がいます。荒ぶる神、戦いの好きな神、人を困らせることを喜ぶ神、反対に特定の人間だけを守護する神、慈悲に溢れた神等々、いろいろいることを霊界に行って知りました。安易に神さんなら何処の神であろうと良いと思うのは間違っています。また、大きな由緒正しき神社、例えば伊勢神宮とか平安神宮、靖国神社、出雲大社などの神社でしたら別ですが、多くの神社仏閣には神も仏もおりません。ですから神社仏閣なら何処でも良いだろうと、下手にあちこちを廻ったり手を合わせたりすると、低級霊や動物霊に取り憑かれやすいのです。

話が横道に逸れましたが、Mさんは上記の3人から生き方や才能・気質などを夫々受け継いでいますので、これらの人物について書かれた書籍をお求めになり、座右に置いて時間がある時には紐解くようにしてください。必ず幸せの方向へ貴女を導いてくれます。これがイスラエルに古くから伝わる白魔術の『秘術・前世探査開運法』なのです。
即、実行あるのみ! お分かりになりましたか。


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